■ステンレスの仕上げ方法
表面処理
電解研磨
研磨液(薬品)のなかで、電気を通す(電解)ことによって、金属表面の凸部(ミクロンレベル) を溶出させることで平滑で光沢の有る表面にする。電気めっきと逆の理屈。ステンレスの表面に 食い付いている汚れや不純物を取り除き、酸化皮膜を強化するので耐食性が向上する。
酸洗(さんせん・さんあらい)
強酸性の薬液に漬けたり、ペースト状の酸洗剤を塗るなどして表面を溶出させて洗う。
光沢は出ないが、安価で大型の製品に対応できる。溶接焼けによる黒ずみを取るためなど、 外観を問題にしないものであれば酸洗でOK。ただし、光沢のあるところも、つや消し状態になっ てしまう。低コストだが、劇薬使用のため専門業者(廃液処理設備)でないとできない。
コーティング・塗装
ステンレス製品にコーティングを施すこともよくあります。ゾル(塩化ビニール系)・ナイロン・ ポリエチレン・ポリプロピレン・テフロン(フッ素樹脂)などその用途目的によって様々なコーティング材 があります。ステンレスに、めっきや防錆処理をすることもあります。建材(屋根・壁)用のステンレス板 なども、装飾・防錆のため塗装されたものが既製品として造られています。


